ヒポクラテスの誓い The Hippocratic Oath  中山七里

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中山七里、、、? 僕の中ではあまり聞きなれる作家だが、題名のヒポクラテスに惹かれゲットしてしまった。
この手の医学小説が好きですよね~~~と時々言われるが、仕事が好きなわけではないが、しかし、なぜか手に取ってしまう癖がある。
結局好きなのだろうか? しかし、医学小説はなぜか読んでいてスラスラ読めてしまうのが不思議である。

本書は法医学のミステリー小説に分類されるらしい。

僕的にはミステリー小説はあまり読まないので、これがミステリーと言われると少々違うのではと違和感を思えるが、医学の裏事情が書かれている感じである。

内容は埼玉県浦和医大・法医学教室に試用期間として入局した研修医の栂野真琴。彼女を出迎えたのは偏屈者で有名は法医学教室の権威、そして教授の光崎次郎だった。光崎教授は死体大好きの外国人准教授・キャシー先生とタグを組んで法医学教室も守っていた。

江市や事故死など、一見、事件性のない遺体を強引に解剖する光崎『既往症のある遺体が出たら教えろ』と実は担当刑事に指示していたとその指示の真実が暴かれていく医学会ミステリー!

ここまでが裏表紙の紹介文。やっぱりミステリーだったのか~~~と読み終わっても納得行かない読書が一人増えました(爆)


既往症のある患者とは研修医栂野真琴が所属していた内科研修の親分・津久場教授の元で治療された患者たちの既往症の事を意味する。

なぜか、多種に渡る感染症ではまた多種に渡る抗生物質が使用される。
本書ではある種の抗生物質を点滴静注する際、点滴内に含まれるカルシウムと反応を起こし体内で石灰化を起こし血栓を形成してしまうと言う現実では考えられないような副作用をある抗生物質を使用したが為に不審な死を疑った事から法医学と内科学の論争が始まる。
血管内石灰化&血栓が直接の死因であったはずなのにそれが大学関係者の中で隠蔽操作が行われている様で、最後は犯人を捜しあてる。

内容はこんな感じで 僕的は読んでいると快適で心地がいい時が流れました。

ちなみにヒポクラテスの誓いとは
『養生治療を施すあなたにとっては、能力と判断の及ぶ限り、患者の利益になることを考え、危害を加えたり不正を行う目的で治療することはいたしません。またどの家に入っていくにせよ、全ては患者の利益になることを考えどんな意図的不正も害悪も加えません。そしてその誓いを守り続ける限り、私くは人生と医術を与えることが出来ますが、万が一この誓いを破る時はその反対の運命を被ることになるでしょう』

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たしかに、、、初心忘れるべからず である。

BS-TBSでドラマ化されてらしい。

好きな作家が一人増えた様で嬉しい。

中山七里 実はいろいろなプロフェッショナルなお仕事を小説の話としている作家らしい。
少し読み漁るかなぁ~~~

80点! 合格で~~~す。
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# by cho34 | 2016-07-17 09:05 |

神去なあなあ日常&夜話 三浦しをん

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神去なあなあ日常&夜話  三浦しをん


大好きな三浦しをんの作品。

最近純小説になかなか巡り合ってなかったので、久し振りの当りでしょうか?
しかし、映画化されていたとはまったく寝耳に水!
しかも長澤まさみがヒロイン役だっととは世間知らずも程があるとあきれるばかりである。

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内容は三重県の山奥、神去村に放り込まれた何の特技も持たない18歳の横浜出身の平野勇気。
山奥で林業に就かせようと両親が本人には無断でと言う設定で話が始まる。

慣れない林業の仕事、携帯も繋がらない山奥で最初は嫌で嫌でたまらなかった田舎暮らしに奮闘する様が三浦しをん流に描かれている。

都会にはない人情、風習が読んでいて心地が良い。

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山には神様がいるらしい、神様をマジで信仰し、大木を伐採する時は清めの水もしくは酒を与えから、、


神去村とは実際には三重県の山奥美杉村の事らしい。
今では統合され津市と合併し名前はなくなった。

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田舎暮らしに憧れる自分としてはこんな世界、生活もありかなぁ~~と自分に重ね合わせ楽しく読み進んでしまった。


映画の予告を見るとコメディーぽく表現されているのが残念。
原作はもっとホッとする話でサクサク読める内容なんで映画はお勧めできません。

80点位でしょうか?

個人的に三浦しをんの文章が好きらしい(爆)
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# by cho34 | 2016-07-10 12:00 |

チョイ乗り 富士山中湖~道志みち 

日曜日の早朝、朝練を兼ねてチョイ乗りしてきました。

5時起床して中央道で山中湖へ。平野から道志みち、71号線を経て高尾IC経由直帰で帰宅。

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山中湖湖畔で  富士山がいい色に焼けてました。 もう山頂の雪も少なくなりました

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同じく 山中湖湖畔 平野付近で 湖上に停泊したヨットと

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道志みちで見つけた道志温泉付近  




出発 5時
帰宅 9時5分頃
総走行距離 195㌔ 午前は子どもたちとピザ焼き大会 午後は水泳記録会を予定がぎっしりだったので9時には帰宅ミッションクリアー!

暑くなる前に チョイ乗りレポでした。
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# by cho34 | 2016-06-26 09:51 | バイク

幽霊塔 江戸川乱歩

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夏にはまだまだ気が早い様な今宵ですが、たまには怪談話でも読もうかと書店で見つけた怖そうな小説、その名も『幽霊塔』。懐かしい江戸川乱歩の作品である。

帯に宮崎駿監督のモンモンに惹かれて即買いである。

今から60年前に幽霊塔に出会った。
ルパン三世やカリオストロの城の原点になったと、、、そんな凄い話なら読まねば、、と、、。

内容は大正はじめの怪談話。

26歳でまっすぐな血気盛んな青年北川光雄は絶世の美女野末秋子に出会った。
場所は九州長崎の田舎街にある幽霊塔と呼ばれる時計塔。
殺害された老婆が幽霊となって徘徊すると噂される謎めいた塔である。

秋子は絶世の美女。しかし、どこか造られた美女である。

老婆は人殺しの冤罪で牢獄で他界したとなっていたが真相は暴かれる事なく時だけが過ぎている。
実は冤罪の老婆を脱獄させ、整形させ絶世の美女に変身させこの世に蘇ったのが秋子である。

そんな秋子にほれ込んだ光雄は真相を暴こうと時計塔の秘密の地下へ迷走してしまう。
最後、秋子は光雄に真相を暴かれ栄子も生存している、、、、あれ?記憶が、、。。

ま~~~こんな話ですが、この小説の本当の魔力は読むとすぐ眠くなってしまうと言う恐ろしい睡魔!

3ページも読めば睡魔と言う悪魔に襲われ、再起不能になる、、。
そんなことしながら先に読み進むのには時間が掛かり過ぎた。

江戸川乱歩もそろそろ時代錯誤か?
小学生の頃は何冊も夢中になったのですが、、、

5点位かなぁ~~~と 大涙。

次はどっとハマり込みたい!
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# by cho34 | 2016-06-22 21:51 |

HARD THINGS ベン・ホロウィッツ著

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決算の季節はいつも胃が痛くなるので、苦悩を誤魔化す様にこんな自己啓発書ばかり読んでしまう。
現実逃避型人間の妄想である。


1冊目 HARD THINGS ベン・ホロウィッツ著
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IT企業向きの経営書の様だが、面白かった。特に第4章の『物事がうまくいかなるなるとき』の章。
哲学者 カール・マルクスの『人生とは苦闘だ』が正に同感。

吐き気と頭痛。
本書を読みながら何度も何度も感じた症状である、、、と始まる。こんなフレーズに惹かれ購入する事自体すでに自分が異常な証拠。
第4章のマルクスの苦闘の章は何度も繰り返し読み返し心に刻んだ。
抜粋
苦闘とはそもそも社員があなたにウソをついていると思い、あなたも彼らがたぶん正しいと思うこと。
苦闘とは料理の味がわからなくなること。
苦闘とは自信喪失が自己嫌悪に変わること。
苦闘とは気晴らしのために休暇をとっても、前より落ち込んでしまうこと。
苦闘とは人にかこまれながら孤独なこと。
苦闘とは無慈悲であること。
苦闘とははらわたが煮えくり返りすぎて血を吐きそうになること。
苦闘とは失敗ではないが、失敗を起こさせる、、、、、、、、、、、

今日、苦闘に悩む人が職場まで相談に来ました。、、、非力ながら出来る限りの事をしよう!



2冊目 天才 石原慎太郎著
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石原慎太郎と田中角栄は犬猿の仲だったらしいが、その田中角栄の生き様を書き下ろした一冊。
でかい字で単行本として売られたが文章量も内容もチープだった。
慎太郎さん! ボケたか? しかしこんな文章でも45万部とは流石慎太郎! 何が違う?

3冊目
一流の育て方 ムーギ・キム&ミセス・パンプキン著
なるほどね~~~





やっぱり、こんな自己啓発本ばかりではダメ。
文学を読まなければ、、、
バイクは入院中だし、そんな週末は本屋へ行こうっと。フィクションでどっぷりはまれる文学を探しに!

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# by cho34 | 2016-05-27 23:13 |


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