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流 東山彰良

流  東山彰良 ひがしやま あきら

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書店を物色しながら何気なく手に取りそのままレジで会計をしてしまったのが本書である。
普段は決して買わない単行本であるが、実の兄も読書好きで彼は読む本のほとんどが単行本でその姿に影響されたのか否かは不明だが(たぶん多少の影響があったかも、、、)、先週購入してしまったのが東山彰良の『流』であり、第158回直木賞受賞作でもある。

ここ最近の直木賞並びに芥川賞受賞作品は駄作?多い様な気がして立ち読みすらしなかったが、この流は別格で十二分に直木賞受賞に値する作品でした。

有名なフレーズは
原文:『魚説、、、只因為我活在水中、所以您看不見我的涙』 
訳:『魚が言いました。わたしは水のなかで暮らしているのだから、あなたには私の涙が見えません』
単純な詩であるが、深~~~い意味が含まれている一説です。

帯にも著名人の書評が並んでいる様に数百年に一度の傑作ではないでしょうか?



恥ずかしながら作者の東山さんは存じ上げませんでした。
彼は僕(=自分)と似ている。
何が似ているかと言うと1点だけだが、、、妙に共感が得られる。
東山氏は1968年台湾生まれ、、、自分は1964年台湾人として生まれた。
東山氏は5歳まで台湾で過ごしたらしいが、自分は3歳まで四谷で過ごした(あまり関係ないか、、)
『台湾』と言うKeyに惹かれた様だ。

内容はミステリーらしいが、いろいろ調べてみるとどうやら自身が体験した実話に基づいた内容らしい。
祖父を殺害した新犯人を見つける為に何重にも苦しんだお話し。
犯人は実は、、、と驚かされるが、その犯人の家族を祖父に残虐な手段で殺害されていた。
真犯人を見つけるが、事実を知った主人公はその愕然とする。

簡単には内容は表現できないが、人の考えが錯綜する本書が素晴らしかった。

以外にも最後のエピローグにも感銘した。
エピローグは読まない事もあるが、本書は最後まで読み切ってしばらく余韻に浸っていました。

ちょっと高貴な文章で難しい表現が多く読みにくい点もありましたが、100点!
高貴な文章で難しく理解出来ない点が多かったので、再読してみようと思います。

稚田書蔵入り しかも殿堂入り!
by cho34 | 2015-11-07 21:50 |


バイクと子供と読書と共に歩むブログ


by ジョージあき坊

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